社長ブログ

2024/01/18

2023年の振り返りと2024年の展望

2023年の振り返りと2024年の展望

皆さま新年あけましておめでとうございます。旧年中は関係する皆さまには格別なお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。本年も皆さまのお役に立てるよう尽力して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。

前年踏襲型ではありますが、今年も昨年同様のタイトルと内容で今年初めてのブログを書きます。

昨年当社にとって一番のトピック、ことに社内における話し、は当社の新VIとスローガンの制定でした。社外の方も目にするという意味では、「社内の話し」だけではないのだが、当社におけるインターナルブランディングの側面も大きく(というか私自身が意識したということ)、あえて社内での一番のトピックと書いたのである。

紺屋の白袴にならぬようと心に決めながらも、なかなかどうして自分たちの会社のことが一番道半ばで終わったしまった1年であったと反省も。一言でいえば、やり切れなかったに尽きると思うので、今年は細かいところを厭わず口や行動で表現しようと思うのだ。

もう1つは少々抽象的な表現だが、クライアントをワクワクさせられたか、ということだ。
話しは少し飛ぶが、去年のある時、自社で制作した某クライアントの大きなコンペの提案書を目にする機会があったのだが、これが何と言うのか、自分で言うのも憚られるし、逆に何を今さらと言われるかも知れないが、非常に素晴らしいプロポーザルだったのだ。

クライアントのRFP(要件定義や与件)に沿った、スキが無く、しっかりとロジックに根差した説得力もある提案で、古くから在籍する私としては感慨深くさえある本当に完成度の高いものだった。が、このコンペ、負けました。
なんでだろう?私が提案書を目にしたのは、結果が出る前。その時、実は2度読みしたのだ。その理由は、完成度も高いし腹落ちもしやすいしRFPにも沿っているけど、何かが足りていない?が浮かぶから、だったのだが、2度読みして感じたことが冒頭のワードだったのだ。

「素晴らしいけど、トキメキ的なモノあるかな?」と。負けの理由も後日聞くこととなったのだが、それがその「ワクワク・トキメキ」に似たようなニュアンスだったのでなおさら、クライアントも似たような感情を抱いたのかも知れないと思い至ったのだ。

私自身もこれまで多くのコンペに参加し、勝ちも負けも経験して得た教訓や答えは、コンペは結局のところ水物だし正解は無い、ということ。でも経験を積んでいくうち、立て板に水が如く、ロジカルに流れるような何なら格調高い提案は達成感も大きいし、それによって提案する私たちの格が上がるような高揚感を得られるのだが、同時に、理屈や格だけじゃない右脳で「感じてもらう」提案も必要であることを知るのだ。

つまり、私の頭に湧いた足りない何かも、判断するクライアントの側も、きっと言語化できない「何かを感じた」のだろう。そしてこの「何か」がきっと、理由の無い「楽しそう」「良いな」という、ワクワクやトキメクの正体なのだろう。

具体的にそれが何かは状況やコンペによって様々変わると思うが、「私たちならこう考える」とか「こうした方が良い」という、クライアントをアッと言わせたり、そう来たか!と思わせる、私たち提案側の意思や感性を可視化することではないだろうか。

結局は、こうしたある意味想定外の提案を受けることで、心の揺らぎが産まれワクワクが創り出されるのだとしたら、今年の私たちは今一度コンペのイベント性や醍醐味を思い出して、想定外の面白さやといった提案で、クライアントの心の揺らぎをたくさん作っていきたいと改めて思うのだ。

そんなマインドセットでこの1年取り組んでいくつもりですが、果たして吉と出るか凶と出るのか?それは前述の通り、正解や答えの無いコンペのこと、結果は神のみぞ知るということでしょうか・・・。

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