組織体制を柔軟にして企業価値向上を図りたい

丸紅情報システムズ株式会社様は、コンピュータ、ネットワーク、情報システム等における最先端技術を基軸として、あらゆる産業のITライフサイクル全般に対するソリューションを提供する会社です。
会社が順調に成長していく一方で、創業時からのミッションが徐々に薄れ、組織体制が硬直化しつつありました。そのため、原点を見つめ直し、企業価値や丸紅情報システムズらしさ、存在価値を定義する必要がありました。

全従業員にプロジェクトが浸透しエンゲージメントがアップ

企業価値や丸紅情報システムズらしさ、存在価値を整備して、コーポレートブランドの価値向上を図るため、企業理念の開発、策定、浸透活動を行いました。
まず、社内のエンゲージメントを認知するための定量調査を行い、社長・役員インタビュー、従業員代表によるワークショップを実施。丸紅情報システムズの価値観や将来のあるべき姿を議論し、これらを言語化していきました。
りえぞん企画では、開発の途中経過もブランディングであると考えているため、その過程であるワークショップの様子を動画や社内報で発信し、全従業員がプロジェクトを認識している状態を構築していきました。
さらに、企業理念の理解・浸透を図るため、著名人をアンバサダーとしてお迎えし、イベントを開催。これにより従業員の興味関心が高まり、企業理念に対する理解が急速に深まりました。
その後、定期的に行っているエンゲージメント調査項目では、相対的にポイントが向上。加えて、全従業員に周知させるために活用した社内報では、内容が評価され「経団連推薦社内報審査　雑誌・新聞型社内報部門」において総合賞を受賞しました。
コーポレートブランディングは、その性質上、施策を行うにあたり、細やかさや柔軟性、我慢強さが求められます。言葉では表現しきれない難しさもありますが、大切なのは、お客様のためには何が必要で、どんな方法が最適なのかを一緒に見つけ出し、それをアウトプットしていくこと。りえぞん企画が提供できる価値は、ともに汗を流しながらクライアントに伴走し、組織にダイナミズムを創出することにあると考えます。

主なプロジェクトメンバー

プロジェクト管理　菊池 健
コミュニケーションデザイン＆コピーライター　広瀬 さとし
ディレクター　佐久間 利加子
デザイナー　窪田 実莉