インナーブランディング
未来に向かう学生が有意義な時間を過ごせる空間を創出
学校法人 桜美林学園様
空きスペースを有効活用して多くの人が利用できる場所にしたい
「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を建学の精神とし、世界を舞台に活躍できる人材を育成することを目指して教育活動を展開する桜美林学園様は、幼稚園、中学校、高等学校、大学、大学院と、多くの人が学ぶ総合学園です。
桜美林大学・町田キャンパスのサレンバーガー館の改修について、企画提案からプロジェクトマネージメント、デザイン・設計、施工までを請け負いました。もともと事務室として使用されていた空きスペースを有効に活用し、より多くの学生が利用できる空間づくりを目指しました。
アンケートから生まれたキーワードを基に3つのエリアを提案
学生や教職員の皆様にアンケートを実施して具体的なアイディアを募集し、教職員の皆様とは運営上の対策についても協議を重ねました。そこから浮かび上がった「人とのつながり」「学びの促進」「ストレス・不安の解消」「デジタル環境の整備」「行動と体験」の5つのキーワードを基に、未来に向かって前進する学生の皆様が本当に必要とする「時間・空間」をプランニング。ラウンジ、ホワイエ、ワークスペースの3つのエリアを手がけました。
・ラウンジ…さまざまなレイアウトに変更可能。大型モニターを設置しているため、講義やプレゼンにも活用できます。床に曲線を使ったり、球体のペンダントライトなどを用いることで温かみのある空間に。
・ホワイエ…講義が終わった後に一息つけるスペース。フレキシブルに使用できる緩やかな曲線のベンチがポイント。
・ワークスペース…自習用エリア。集成材の天板を使用した大きなテーブルを配置し、開放的な空間を演出。窓際には個人用ワークスペースを設置。