社内報コラム

家族にも読んでもらえる社内報のネタ24選【前編】

家族にも読んでもらえる社内報のネタ24選【前編】

社員やOB・OGだけではなく、家族にも社内報を読んでもらいたいといった考え方で制作している会社も数多く、なかには“家族向け社内報”として別途発行しているケースもあります。
今回は家族にも読んでもらえる社内報にするためのポイントとコツ、オススメのアイデアなどを前編・後編の2回に分けてご紹介します。

家族にも読んでもらえる社内報にする3つのポイント

家族向けの社内報や家族にも読んでもらえる社内報にするためには、下記3つのポイントを考える必要があります。

POINT1.家族に知ってほしい内容

会社ごとに知ってほしい内容はさまざまですが、主に会社の方針、事業の内容、会社の制度、安心して働けるための取り組みや環境、福利厚生があげられます。

POINT2.家族にも読んでもらえる伝え方

読み進やすくわかりやすい企画・編集を心掛ける事はもちろん、一つ目の「家族に知って欲しい内容」を”知りたくなる”切り口にすることが大切です。読むキッカケとなるコーナータイトルや見出し、ペラペラと見開いたときに興味を惹く写真やデザインにすることが大切です。

POINT3.自宅に持って帰りたくなるデザイン

デザインは、一つ目のポイントや二つ目のポイントに至る状況をつくるといった点で、実は非常に重要な役割を担います。
考え方としてまずは、社員の皆さんが自宅に持って帰ることや、リビングなどに置いてあっても違和感のないデザインにすること。さらには持ち帰りやすいサイズにすることも大切です。

家族にも読んでもらえる社内報にするネタ24選(前編)

家族向け社内報の目的や狙いとしては、「家族も大切な仲間で且つ大切なステークホルダーである」「社員同様に会社として支えるべき対象」「家族に安心を届けたい」「社員を支える家族との関係づくり」といった意図が示されます。

ここからはすぐに使っていただける家族向けのアイデアを8カテゴリー24個のネタに整理しました。まずは『家族が勤める会社についてよく知れる』4カテゴリー、12個のネタをご紹介します。

  • 会社の目指す姿や今を伝える
  • いろいろな仕事と人を伝える
  • 社員の「イキイキ」を伝える
  • 会社の活動エリアを紹介する

会社の目指す姿や今を伝える厳選ネタ3選

家族が勤める会社について知ってもらうネタのご紹介。興味を惹く内容にするポイントは社外の方々が意外性や驚きを感じる題材を選ぶことです。

① 選ばれ続けるためのメカニズム

お客さまはじめ、取引先、投資家、学生、地域、社会など、さまざまなステークホルダーから選ばれる理由を、それぞれ接点のある職種の方に伺い紹介する企画

② 誰かに話したくなるモノづくりの舞台裏

製造や開発、技術、マーケティングなどの部門の方に製品設計や開発や製造過程、製造のための技術開発などの仕事の内容やプロとしてのこだわりポイントなどを紹介していただく企画

③ 明日と未来を拓く私たちのチャレンジ最前線

新事業や新製品、新ブランドの開発をはじめ、新市場の開拓、本社から遠く離れた地域の営業所の活動などで活躍する人たちの業務やさまざまな取り組み、想いなどを語っていただき紹介する企画

いろいろな仕事と人を伝える厳選ネタ3選

社内のさまざまな仕事を紹介するネタ。仕事内容を詳しく細かく網羅的に伝えるのではなく、読み手にとって新鮮かつ興味を惹きつける角度で紹介することがポイントとなります。

④ がんばる若手24hours

たくさんの種類の仕事を紹介することを狙うコンテンツでは、いろいろな現場でがんばっている若手にフォーカスすることが効果的。興味を持って読んでいただくために24時間という切り口で若手のライフスタイルや価値観も紹介します。

⑤ 知ってナットク!職場別「やりがい」の真相

「やりがい」は外部の方はもちろん、他の部署や職種の人たちにとっても想像できないことが多く、同じ部署の方たちの間でも違っていたりします。ここではさまざまな職場の仕事の紹介と併せて、そこで働く人たちそれぞれのやりがいを語っていただきます。

⑥ 発掘!成長のティッピングポイント

努力や工夫、経験が折り重なって生まれた成長の転換点にフォーカスして、業務内容の紹介を超えて、その背景や裏側、奥深い部分にある取り組みや想いを浮き彫りにしながら仕事の内容や深さを紹介する企画。

社員の「イキイキ」を伝える厳選ネタ3選

家族には見えない会社の中のことや、家族に安心を届けたりすることを伝えるためには、イキイキ働く社員の姿を見せることが効果的。
読まれるための工夫としては、働く人たちの関係性や多種多様で多彩な人を紹介することです。

⑦ あの人に学んだ挑戦の美学

主に中堅社員を取材対象に、仕事に取り組む考え方や姿勢を教わった上司や関係者を紹介しながら、自身に学んだ点を紹介していただくコンテンツ。一人に焦点をあてながら他の人のことも語れるお得な企画です。

⑧ 元気の源 職場のムードメーカー大解剖

職場のムードメーカーを紹介。その方に仕事や職場の仲間への想いを語っていただきます。ムードメーカーを切り口にしてコメントや写真で明るく元気な職場を伝える企画です。

⑨ #○○さんとつながりたい!

部署の垣根を超えて社員同士がつながり合うコンテンツ。○○には社員の皆さまからテーマを募って設定。〇〇に入るのは趣味や好きなことが多数となるので、家族にも共感していただける企画となります。

会社の活動エリアを紹介する厳選ネタ3選

ご当地ネタはテレビ番組や雑誌でも人気のカテゴリーです。事業所や営業所などさまざまな地域に拠点のある会社の場合はぜひ取り入れていただきたいカテゴリーです。

⑩ みんなにも知ってほしい!スマホに眠るわが地域

テレビや雑誌でも人気の街ネタを取り上げるコンテンツ。事業所や営業所のある地域の名所や名産品について、その地域で働く社員の方のスマホにある写真などで紹介し合っていただきます。

⑪ お散歩探検 職場のある地域

各拠点の地域の文化や風土を紹介する企画。歴史エピソードやその地域ならではの固有の動植物など、その地域の文化、風土、人柄といった「らしさ」のきっかけとなっているコトやモノを物語調で紹介。生物多様性と関連づけた企画にすることもできます。

⑫ 地域ビックリ体験!転勤エピソード

地元出身者ではないからこそ気づく、その地域の魅力や驚きを紹介する企画。テーマは地域の風習やお祭り、自然など。

まとめ

前編では家族にも読んでいただける社内報にするためのポイントとして『家族が勤める会社についてよく知れる』を中心にご紹介しました。
後編では、会社や業務に特化しすぎない『柔らかめアイデア』を中心に12個のネタをご紹介します。

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