社内報コラム

注目のラジオ社内報 社内コミュニケーション課題を音声で解決?

注目のラジオ社内報 社内コミュニケーション課題を音声で解決?

リモートワークやテレワークに移行したことによって、社員のコミュニケーション不足を実感している企業も多いのではないでしょうか。こうした状況の中、注目を集めているのが「社内ラジオ」です。社内ラジオという新しい方法を用いることで、社内コミュニケーションの活性化や企業文化の醸成・浸透を図ることができます。

本記事では社内ラジオの定義やメリット、運用のためのステップを中心に解説していきます。

社内ラジオとは?


社内ラジオとは、一言でいえば、音声で届ける社内報のことです。

組織全体をつなげる役割を担い、社員の生の声をリアルに共有する社内コミュニケーションメディアとして活用されています。具体的には、経営者の想いやメッセージを伝えること、現場の本音を伝えること、部門間の仕事や想いを知ることなどに使われています。

多くの企業で紙やWeb版の社内報が発行されていますが、音声を活用すると話し手の人柄が伝わりやすいなどのさまざまなメリットが得られます。そのためベンチャー企業をはじめとして、社内ラジオの活用が増えています。

社内ラジオが注目を集めている背景

なぜ今、社内ラジオが注目を集めているのでしょうか。ここからは、考えられる背景についてご紹介します。

リモートワークで社内コミュニケーション不足が問題に

まずリモートワークやテレワークによって社内コミュニケーションが不足していることが、大きな理由として挙げられるでしょう。オンライン会議などの非対面のコミュニケーションには慣れる一方で、今までオフィス内や休憩時に行っていた「雑談」や「立ち話」をする機会がめっきり減ってしまいました。

このような仕事や日々の生活において重要な役割を果たしていた「偶発的な会話」を補うために、社内ラジオを導入し始めているケースがあります。

クラブハウスなど音声コミュニケーションが注目されている

また世間的に音声コミュニケーションが注目されている背景もあります。

一時爆発的な流行を生んだClubHouse、音声チャットルームを追加したTwitter、音声コンテンツを配信しているVoicyやstand.fmなど、多くの人にとって音声コミュニケーションや音声コンテンツがなじみのあるものに変化しつつあります。

こうした世間の認識やニーズから、社内ラジオの活用事例が増えていると考えられます。

社内ラジオのメリット

社内ラジオを活用すると、次のようなメリットが得られます。

・ 仕事しながら聞くことができる
・ いつでもどこでもアクセスできる
・ 話し手の人柄が伝わりやすい
・ 映像よりも手軽
・ インナーコミュニケーションの改善にもなる
・ 企業文化の醸成・浸透にもなる

ラジオは仕事をしながらでも聞くことができます。音楽代わりに流すこともでき、社内報を見たり読んだりするために必ずしも仕事の手を止める必要がありません。スマホでも聞けるツールを使えば移動中でも聞くことができ、さまざまなシーンでアクセスすることができます。

また文章とは異なり、声という情報が加わるため、話者の人柄が伝わりやすい傾向があります。声の抑揚や話し方によって、話し手の温度感を伝える効果もあります。さらに社内ラジオは、専門知識が必要な映像や紙社内報よりも手軽さがあります。動画や紙の社内報の場合は編集や校正作業が発生しますが、ラジオの場合はマイクに向かって話すだけなので、気軽に発信が可能です。

ほかにも在宅勤務やリモートワークから生じてしまう社員の孤立感や寂しさを緩和させる効果もあります。会社で周囲の会話が自然と耳に入ってきていたように、自宅でも他の社員の声や空気を感じながら仕事をすることができます。社内ラジオで上がった話題をきっかけに、社内コ同士のミュニケーションの活性化も期待できます。結果的に、社内ラジオをうまく活用することによって、企業文化の醸成や浸透にもつながるでしょう。

社内ラジオを運用するためのステップ

実際に社内ラジオを運用する場合、どのように進めたらよいのでしょうか。ここからは大きく5つのステップをご紹介します。

目的や数値目標を決める

ステップ1は、目的や数値目標を決めることです。

何のために社内ラジオを始めるのかを決めておかなければ、途中で方向性がぶれてしまう可能性があります。目的が明確になったら、次に目標を決めましょう。その際、達成か未達かを判断できる数値目標を立てるのがおすすめです。具体的には視聴数やエンゲージメントスコアなどを設定しておくと良いでしょう。

社員を巻き込む

ステップ2は、社員を巻き込むことです。

社内ラジオは一人で継続していくことが困難であるため、サポートや協力者が欠かせません。また特定の人ばかりが発信している状況だと、最初は良くても途中から形骸化してしまう可能性があります。ときには社長にスピーチをお願いしたり、どのような仕事をしているのかよくわからない部署の人と対談したりするなどして、社員を巻き込みながら、社内ラジオの認知度を高めていきましょう。

使用するツールを決める

ステップ3は、配信ツールを決めることです。

社内ラジオの配信ツールとして導入されているツールはVoicyやstand.fm、Podcastなどです。動画付きであれば、zoomやYouTube、Google meetなどを活用している企業もあります。社員の視聴ハードルを下げられるようなツール選びが求められます。

台本や番組構成を決める

ステップ4は、台本や番組構成を決めることです。

ラジオや話すことに不慣れな人が、台本や流れを決めずにアドリブだけで始めてしまうと、段取りが悪かったり会話が途切れてしまったりする可能性があります。その場合、ゲストやリスナーにとっても不親切な放送になりかねません。

そのため、最初は大まかな流れを決めて、台本にまで落とし込んでおくのがベターでしょう。ゲストに参加してもらう場合も、ある程度どのような質問をするかなど事前に共有できた状態だと、互いに安心してラジオに臨むことができます。

社員が聞きやすいように工夫する

ステップ5は、社員が聞きやすいように工夫をすることです。

社員に聞いてもらうには、聞きやすい時間帯に配信することや、視聴しやすいツールを利用すること、リアルタイムだけでなくアーカイブを残しておくことが重要です。また放送内容の予告、アーカイブの内容、生放送のチャットスレなどが、どこかに集約されていると社員も確認しやすいでしょう。

社員にラジオを聞きたいと思わせるには、なるべく負担をかけない工夫が求められます。

まとめ

社内ラジオを導入することは、リモートワークによる孤独感の緩和、社員同士のコミュニケーションの活性化につながります。うまく活用することで、企業文化の浸透や従業員エンゲージメントの向上にも貢献するでしょう。

紙やWeb版の社内報を作成されている企業が多いと思いますが、それらでは得られないメリットが社内ラジオにはあります。新たなメディアとして社内ラジオの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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