社内報コラム

コロナ禍が続く今だからこそ改善したい企画7選

コロナ禍が続く今だからこそ改善したい企画7選

今回は、アフターコロナやポストコロナを視野に入れた2021年の社内報づくりに向けて、結束力や絆の強化を図り、幅広くたくさんの社員の皆さまに登場いただける企画をご紹介します。

タテヨコナナメの結束力と絆の強化を図るための企画とは

長期化するコロナ禍の今、社内報ではタテヨコナナメのそれぞれの関係性の結束力や絆を強化することをおすすめしてます。

そこで、社内報で取り扱う一般的なテーマから7つを選んで、タテヨコナナメの関係性の結束力や絆の強化を図るための方法や工夫についてお伝えします。

コロナ禍が続く今こそやるべき社内報改善のポイントと方向性

職場・業務紹介

職場や業務を紹介するコンテンツは、日々の業務内容をはじめ仕事に対する思いを、他の職場や職種・職能の方に共有できる、ヨコの関係性の結束力や絆の強化に役立つコンテンツと言えます。

2021年の社内報ではこの点を残しながら、他部門や他部署、外部関係者と密に連携する職場や職種・職能を掲載対象にしてナナメの関係性や、そのなかで意識していることを紹介します。ナナメの関係性を改めて認識したり、気づきを得たりする機会を提供して、タテヨコナナメの結束力や絆の強化を図ります。

製品・技術紹介

製品や技術を紹介するコンテンツは、会社によってコンテンツのねらいや伝え方の切り口が大きく異なるのですが、タテヨコナナメの結束力や絆の強化に効果的な3つのパターンをご紹介します。

顧客や社会に提供する価値やベネフィットにフォーカス

若手も含めて開発に関わった方々に、その価値やベネフィットの実現のために行った工夫や努力を語ってもらい、ヨコの関係性の結束力や絆の強化への一助や、顧客や社会などナナメの関係性への認識や気づきを再認識することをねらいとします。

会社の成長や発展、大きな転換を生み出した製品や技術にフォーカス

当時の会社の実態、社会の状況、競合他社との関係や脅威を背景に、社内の結束のきっかけや取引先との絆を共有し、主にナナメの関係性の結束力や絆の強化をねらいとします。

営業や販売、製造、仕入れ、購買、協力会社にフォーカス

製品や技術を切り口にヨコやナナメの視点でさまざまな職種・職能の方に、それぞれの立場や役割で考える顧客や社会、自社の発展に対する思いを語っていただきます。

社員紹介

タテヨコナナメの結束力や絆の強化を目指す場合、他のコーナーでは人選が難しい若手をターゲットにすることをおすすめします。

人選は、人事部門や各事業部門の責任者に協力してもらい、いわゆる「若手のエース」と見られる方をピックアップしていただきます。

そして、仕事の内容をはじめ、モチベーションの源、仕事で得られるやりがいや喜び、将来の目標や展望について、タテヨコナナメのそれぞれの関係者との関係性をもとに語っていただきます。

もし、スペースが許すようでしたら、登場した方々から、その方への印象や注目ポイントを語ってもらいましょう。社内報に出ていただく方の幅を増やすことができ、タテヨコナナメの結束力や絆の強化に対して、より効果的なコミュニケーションが期待できます。

ダイバーシティ・インクルージョン

ダイバーシティやインクルージョンは、持続的な経営の実践や実現のために欠かせない課題として社内報でも重要なテーマに定着しましたが、その内容や考え方は各社各様です。

アフターコロナやポストコロナを見据えて、コロナ禍で加速した新しい働き方や多様な働き方を継続的に共有するタテヨコナナメの結束力や絆の強化の観点に加えて、DXによるデータドリブン型の経営への移行も視野に入れることをおすすめします。

さまざまな職種や職能の若手に、仕事で関わる方との関係で得た気づきや業務上の問題を解決した学びを、一問一答を繰り返して掘り下げていくアンケート型の質問で掘り起こして共有し、多様な価値観を全社的に認知・理解を促す方法が効果的です。

オフタイム・趣味

オフタイムや趣味をテーマとする企画は、もともと組織の垣根にとらわれず同じ会社やグループで働く社員同士のつながりをつくることをねらいとしている場合が多いため、タテヨコナナメの結束力や絆の強化する場合、特に重点化したいコンテンツです。

「コロナ禍の巣ごもり生活の工夫」をテーマに、新たな趣味やリフレッシュ方法、おすすめアイテムなど号ごとに切り口を分けて募る方法や、共通の趣味や故郷自慢など組織ともコロナとも関連しない切り口で社員同士をつなぐ方法が効果的です。

ポイントは、一人ひとりに深く掘り下げて聞くよりも、コメント量を減らしてでもたくさんの方に登場してもらうことです。

クラブ・サークル紹介

コロナによって活動を制限されているクラブやサークルが多い状況を受けて、この機会を活かしてクラブやサークルのこれまでの活動の振り返りを共有します。所属・参加している方のなかから、他のテーマで社内報に登場してもらう機会の少ない事務系の職種の方や若手社員からコメントをもらうなど、平時ではできない方法や切り口を検討してみることをおすすめします。

健康・ヘルスケア

免疫力強化への意識や、巣ごもり生活やリモートワークによる運動不足を解消する対策など、コロナによって人の健康への意識は大きく向上しました。

こうした傾向を受けて、健康促進や健康管理に関する情報を社員の方々に応募していただける機会や可能性が広がったことで、社内報で健康やヘルスケアに関する企画のバリエーションは拡大しています。

ただ、社員の方たちが取り組んでいる健康管理策については、有益なものばかりとは限らず、なかには健康を阻害する可能性のあるものも含まれるリスクがあります。

しかし、健康情報の共有は、組織や仕事の枠を越えて社員同士がつながることができる最良のテーマの一つですし、コロナ禍によって対面でのコミュニケーションが取りづらくなったなかで、主にヨコの結束力や絆の強化に向けて、大変貴重なテーマです。

そこで、健康やヘルスケアに関する情報を社員の皆さまから募る企画を実施するにあたっては、テーマや内容や切り口にもよりますが、できれば寄稿していただいた情報を産業医さんや保健師さんに確認してから掲載することをおすすめします。

健康経営とは? 取り組みの背景やメリット、広報事例などもご紹介

まとめ

社内報制作にもさまざまな影響や制限がありますが、その一方でコロナ禍は社内のさまざまな現場にたくさんの創意工夫を生み出しました。

社内報で共有する価値の高い、新たなイノベーションや豊かなコミュニケーションの種がまだまだたくさん眠っていることと思います。

社内報で今やるべきことは、これらの種に水を注ぎ、発芽を助けることなのではないでしょうか。冬の時期が過ぎ去り、あたたかな日差しのもと、それらの種が芽を出し、いろいろな形の芽が一斉に明るい空に向かって成長する。そのそばで、社内報も一緒に成長し、やがて大きく美しい花を開いたときに、社内報はその花々の花粉を運ぶミツバチのような役割へと成長を果たし、新た果実を生み出す手助けができるような存在になっていればと思います。

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